![]() 図4-1-1 上位5位までの注目度数 |
![]() 図4-1-2 スナップ写真と筆者絵の注目度数 |
![]() (1)1.5m離れてスケッチ | ![]() (2)遠く離れてスケッチ |
旅などで手早く絵を仕上げたい時があります。 素早くかつ上手に見える描き方を伝授しましょう。 まず概略の作業手順を述べます。 スケッチブックは4号位、大体の構図はおおまかに薄く決めて後は一発勝負、細書きか中細サインペン、こる人はたけペンか箸のけずったもので下絵をかき、思い切って感覚的に色をおいていきます。 軽やかで、すばやい筆のタッチが大切、余白を残す場合もあります。 さらに、屋外でのスケッチの場合は、固まったパレット絵の具セット(絵の具は2重になっています)と、水入れは折りたたみのものか,茶缶のふたのようなものを用意します。 つぎに描き方のポイントを述べます。
大切なことは、感性を澄ますこと、そして決断です。 しかしそれには大事な下地がいるのですが、時にはだれもがやってもいいことなのです。 すばやい把握と瞬時の感性が養えます。 |
![]() 図4-3-1 スケッチ対象(湯川のたもとから、浅間山) |
![]() 図4-3-2 薄い鉛筆での大まかな構図決め |
![]() 図4-3-3 線を確定しながら詳細化 |
![]() 図4-3-4 湯川から浅間山 (2時間スケッチ)(F5) |
![]() 図4-3-5 マーラ(1時間スケッチ)(5号) └→詳しく見る |
![]() 図4-4-2 合わない額 |
![]() 図4-4-4 茶額にベージュ・マット |
波長 (nm) | 380〜430 | 430〜460 | 460〜500 | 500〜570 | 570〜590 | 590〜610 | 610〜780 |
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色 相 | 紫 | 藍 | 青 | 緑 | 黄 | 橙 | 赤 |
![]() 引用: 図4-5-1 虹の色(上の表とは左右が逆に表現されている) |
人間の網膜には長波長(黄色周辺)に反応する赤錐体(L)、中波長(黄緑周辺)に反応する緑錐体(M)、短波長(青周辺)に反応する青錐体(S)の三種類があり、それぞれの錐体細胞は特定の範囲の波長に最も反応するタンパク質(オプシンタンパク質)を含む。これらが可視光線を受け、信号が視神経を経由して大脳の視覚連合野に入り、ここで3種の錐体からの情報の相対比や位置を分析して色を知覚している。 |
![]() 引用: 図4-5-2 人間の錐体細胞 (S、M、L) と桿体細胞 (R)それぞれの反応スペクトル |
![]() | 引用: 図4-5-3 RGB色相環。赤・緑・青を等間隔に置く |
![]() 引用: 図4-5-4 絵の具のスペクトル(サクラマット水彩) |
![]() 引用: 図4-5-5 あいいろ・ビリジアン・あお・きみどり(サクラマット水彩) |
![]() 図4-5-6 藤の咲く頃(F8) └→詳しく見る |