>読書感想><small>日本奥地紀行3 北海道 アイヌの世界</small>

>読書> 日本奥地紀行3 北海道 アイヌの世界

 明治初期の女性旅行記として有名な、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」第三巻です。 ガイドをつれて各地を旅しますが、第三巻は北海道編です。 いろいろな訳がある中で一番新しい金坂 清則 (2012/11/18)訳:東洋文庫を読んでみました。

感想

 言葉も通じないのに出かける根性、短期間で、その観察眼の鋭さにはただただ敬服です。 風土記述、アイヌと和人の生態記述が主です。 明治初期にも安全に女性が旅行できたということを含め、現在と対比して200年間で変わらないもの変わったものを興味深く読ませていただきました。 僕も旅することが多いですが、途中で何も見ていないのを痛感します。

 さすが第三巻は特に名著と呼ばれるだけありました。 一読をお勧めします。
欲を言えば、字を大きくしていただければ年寄りにはありがたいです。

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基本情報

 書名: #日本奥地紀行3 北海道 アイヌの世界
 著者: #(金坂 清則訳)イザベラ・バードさん
 ISBN:  #978-4-582-80828-5
 出版日: 2012-11-18
 出版社: #平凡社
 読書日: 2013-03-31

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