私鉄と廃線の旅>関東/和銅黒谷駅

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2021-11-10 埼玉県秩父市黒谷にある、秩父鉄道和銅黒谷駅へ行って参りました。
 このあたりは黒谷と呼ばれ、黒谷駅と命名されるのが自然です。 わざわざ和銅と頭につけられているのは、このあたりの谷で奈良時代に、日本初の流通貨幣である和同開珎[参照]の原料となる、ほぼ純粋の銅が産出されたのを記念してのことです。 駅のあたりは、南から北へ荒川が流れ、その周りに少し平野があり、左右(東と西)に山がある地形です。
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   2021  
2021/和銅黒谷駅2
2021
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 精錬しなくても銅貨が作れる鉱石は画期的ですね。 さらに、採掘は川路の露天掘りであり、容易でした。[引用]
 露天掘跡の記念碑は、駅東直線にして約500mにあります。 小川沿いです。 このあたりから駅近くまで、小川の割に不自然に川幅が広いですが、河床を露天掘りした跡です。
 駅から記念碑までは、聖神社からの道がウィキペディアには案内されていますが、もっと良い散歩道があります。
  1. 駅正面から約70m歩き、国道140号線 和銅黒谷駅信号に出ます。
  2. 信号を渡って左折し、国道を聖神社方向(北)に向かいます。
  3. 神社の一本手前の道を右折します。 目印として、彩ハウス 秩父を左に見て、右角に小さな案内板があります。
  4. これを入って、東方向(山)に向かうと、100mぐらいで左手に殿地があります。 ここは露天掘を監督する役人の住処だったそうです。
  5. さらに山に向かう道は、昔の鉱山道で、まもなく河床の広い小川に合流します。 これが露天掘跡です。
  6. 200mほど川沿いに歩くと、記念碑に到着します。 要所に案内板があり、迷うことは無いと思います。
  7. 帰りは聖神社に寄り道すると、銅の原石を見学出来ます。
周辺の様子は動画をご覧ください。

#秩父 和銅遺跡 ↓
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 鉱山閉鎖の後、周囲は静かな田園風景です。

 国道から一歩入った駅前は、かっては駅前通りを形成していたのですが、その当時の繁栄から見るとかなり寂れていました。 具体的に言うと、右側の店舗は取り壊されて更地になり、左側の店舗は、看板だけが残っています。 すなわち、駅前商店街は無くなっています。
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   2021  
2021/和銅黒谷駅前
2021
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 話しは変わって、秩父地方のおいしいものを紹介します。 タグ: #佐藤和夫ようこそ #私鉄と廃線の旅 #JR最長経路の旅 #駅の風景 #旅日記 #写真 #和銅黒谷駅 #わどうくろやえき #秩父鉄道 #地理 #歴史 #風景画 #スケッチポイント #10分間スケッチ #クロッキー #にじみ #水彩画 #絵はがき #和同開珎 #和銅遺跡 #露天掘 #聖神社 #しゃくし菜 #味噌 #ペヤングソースカツスナック #そば #うどん
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なおJR最長経路については、JR最長経路問題・厳密解をご覧ください。

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