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関東/高萩駅

2024-03-25 世界唯一宇宙探索用二連パラボラアンテナがあり、江戸時代の旅人が重宝した赤水図と呼ばれる日本地図を作成した長久保赤水を生んだ高萩市の中心、JR常磐線高萩駅に行って参りました。

 水戸藩の北の端、三方を山に囲まれ、東側が太平洋の黒潮に洗われている地形が高萩市です。 ある程度の平野が有り、さながら盆地のような様相です。
 高萩駅は、海岸近くにあり、西側(市街地側)に改札があります。
改札を出ると、やや左手に赤水図が↓ 
高萩駅/#赤水図   画像拡大画像拡大
   高萩駅  
高萩駅/#赤水図  画像拡大画像拡大
高萩駅  

測量もせずに、伝聞だけで完成したことに、さらにその正確さに驚きました。 緯度も記入されています。 約50年後、伊能忠敬による測量された日本地図は、江戸時代未公開であったために、旅人は赤水図を持って旅に出掛けたそうです。 地図は十分実用的だったと思います。

 振り返って駅を見ると、こんな感じです。↓
2024/#高萩駅   画像拡大画像拡大
   2024  
2024/#高萩駅  画像拡大画像拡大
2024  
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二階の装飾窓が、(なぜあるのか、何かを表しているのか)気になる、印象的な駅の佇まいでした。
駅前にあったイトーヨーカドーが撤退し、あとが更地になっています。 その結果、駅前ロータリー周辺はがらんとした印象です。 でも、駅前から駅前商店街に向かうと活気がありました。

 もっと西に向かうと、山並みに入ります。 ここに、国立天文台の口径32mの宇宙電波望遠鏡が二基お互い数100mほど離れて並んでいます。 同じものが二基、並んでいるのがみそです。↓
2024/#二連パラボラアンテナ   画像拡大画像拡大
   2024  
2024/#二連パラボラアンテナ
2024
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このメリットは、目が二つあることで、世界が立体にみえるようになる。 といったら分かりやすいでしょうか。
パラボラアンテナ近くに立つと、これはでかい。 宇宙って大きいな。 宇宙を見る目も大きいのが必要だな、と実感させられました。

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