JRの旅>北海道/音威子府駅

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2023-7-04 4年ぶりに再訪し、黒いそばについて調査してきました。 再訪記事へはここをクリック
2023-4-07 黒いそばの更新記事を追加しました。
2019-6-12 北海道JR宗谷本線、音威子府(おといねっぷ)駅へ行って参りました。
 駅は豊かな森を生かした、工芸の村の中心に位置しています。 また、鉄道ファンには音威子府の黒い駅そばとして知られ、一度は訪ねたい駅となっています。 

工芸の匠が沢山います。 南側にある駅改札を出ると早速、作品がお出迎えです。↓
2019/#音威子府駅のふくろう   画像の拡大画像の拡大
   2019  
2019/音威子府駅のふくろう
2019
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それにしても、かって天北線の発駅だったころの繁栄が偲ばれる、立派な駅です。
 駅周辺の詳細な様子は↓をご覧ください。
#JRの旅 音威子府駅 ↓
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 昔、この地で彫刻家の砂澤ビッキ[参照]さんが、森から切り出した木を相手に、ノミを振るっていました
(JRの旅>筬島駅の記事参照)。
 現在は、たった700名あまりの村に、日本全国から匠の卵が120名集まってきて、駅北側線路沿いにある北海道おといねっぷ美術工芸高等学校[参照]で工芸の技を磨いています。 ということで至る所に作品が置かれています。 駅近くの道の駅おといねっぷでは、こんな作品がお迎えしてくれました↓。
2019/#道の駅のふくろう   画像の拡大画像の拡大
   2019  
2019/道の駅のふくろう
2019
└→他のスケッチ集を見る

 ところで、鉄道ファンから見ると、音威子府は黒いそばのメッカです。 食べてみると、いつもの蕎麦とはまったく別物で、驚きます。 たとえて言うと、白米と玄米の違いです。 固めで、野性的な、昔の蕎麦という感じがします。 一度食べたら忘れられないです。
 慣れないと、こんなもののどこが良いの? と思いますが、長所として、なんと言っても腹持ちが良いです。 粉ものは食べるとすぐにお腹が減りますが、黒いそばは、お米のご飯並みです。 また、ゆでてから時間が経っても味が落ちないという特性があります。 従って、忙しい農繁期の作り置きとか、きこりの携帯用お昼ご飯とかに重宝されているのではないでしょうか。 20km南の美瑛町まで、しっかりと音威子府の黒いそば文化でした。
 何カ所かで音威子府そばを食べてみました。
食べやすい、美味しいのは、暖かい、駅そば=音威子府駅[参照]の天ぷら蕎麦でした。 なんと言っても暖かいのが大事で、少しぼそぼそするので、油があると食べやすいです。

また、ブログ: 北海道 音威子府村を歩く もご覧ください。

2023-4-07追記:

 黒いそばを製造していた畠山製麺さんが2022年8月末で廃業したため、今後黒い駅そば食べられそうにありませんね。 常盤軒そば店は2021-2-8に廃業されました。(音威子府駅[参照])

2023-7-04追記:

 音威子府駅の駅蕎麦は、別の方が新規開店されたという噂が流れておりましたが、それはなくて、残念ながら閉店されたままでした。↓
   音威子府駅/2 画像の拡大画像の拡大  
音威子府駅/2
美深に向かう国道275号線沿いで、黒いそばを提供されていた「お食事処咲来」も廃業されていました。 また、黒いそばの弁当を提供されていた「美深スーパー」でも、見かけませんでした。
とうとう一つの時代が終わった感じですね。

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あわせて訪ねたい駅


  筬島駅
#筬島駅
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#天塩川温泉駅
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#名寄駅
 

└→他駅もご覧ください。

なおJR最長経路については、JR最長経路問題・厳密解をご覧ください。

周辺のこちらもご覧ください。

#音威子府村を歩く ↓
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#天塩川温泉の散策路 ↓
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