>三日日記>牛腸茂雄という写真家

>三日日記> 牛腸茂雄という写真家

(2023/11/11)変わった名前だな。 日本には変わった名字が多いですが、これはなんと読むのだろう。

 東京国立近代美術館で開催されている棟方志功展に行き、ついでに、併設されている二階常設展に寄りました。
まず、牛腸という名字に惹かれて近くに寄ったら、何かただの素人が撮影した、双子の記念写真(ポートレート)らしきものが↓
(クリックして、是非双子の写真をご覧ください)

 写真展「はじめての、牛腸茂雄。」[参照]

 妙に記憶に残る写真です。 記念写真ならVピースなどやりますが、ここでは
 何か少し変なものを見て、少し恐怖感を覚える目で、撮影者を見つめています。
つまり、撮影者が主役であり、被写体はそれを見つめている。 撮影者はどんな人だろう
そんな気にさせる写真でした。

 牛腸 茂雄 (ごちょう しげお)さんは
体に障害を負いながら、全速力で明るく人生を駆け抜けていきました。 (牛腸 茂雄を見つめる目。[参照])

生前は無名でしたが、友人に恵まれ、死後、写真集出版、作品展開催され、その名を残すことになりました。
没後30年にして注目を浴びるとは、時代が牛腸さんに追いついてきた、すなわち「不安の時代とその相克」と、皆さん感じてきたのでしょうか。

36歳でなくなった最期の言葉は「ネバー・ギブ・アップ」だそうです。

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