私鉄と廃線の旅>関東/旧太子駅

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2023-06-12 2年ぶりに再訪しました。 再訪記事へはここをクリック
2021-07-29 群馬県中之条町にあるJR吾妻線(廃線となった太子支線)の(廃駅)旧太子(おおし)駅[参照]に出かけました。

 太子支線は、長野原駅から太子駅までの区間を、終始白砂川に沿って上流に向かって左側の、深い谷底からかなり上の方を走っていました。 元々日本鋼管群馬鉄山の専用線として1945年(昭和20年)に開業した関係から、太子駅は旅客用と言うより、鉄鉱石の積み出し駅としての色彩が強いです。[引用] 1975年に駅は廃止されましたが今でも鉄鉱石積み出し用のホッパーの跡が残っています。 ↓の写真、線路右がホッパーの跡です。
   旧太子駅/1 画像の拡大画像の拡大  
旧太子駅/1
 駅は再建されて、営業時の姿を見せています。↓
   旧太子駅/2 画像の拡大画像の拡大  
旧太子駅/2
 ホームに立つと、在りし日の貨車が置かれており、昔を偲ばせます。↓
2021/#旧太子駅   画像の拡大画像の拡大
   2021  
2021/旧太子駅
2021
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 周辺の様子を動画でご覧ください。
#旧太子駅と不動の滝 ↓
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 ところでこのあたり、中之条町と合併する前は六合(くに)村と呼ばれていました。 その名物といえば、蕎麦を思い浮かべます。
六合村で出来たソバの実は、ここから南300mぐらいの赤岩地区にある、巨大水車のうすで蕎麦粉になります。
食べてみると食感は繊細で、更科蕎麦を思い出されます。 予想では、江戸時代は製粉技術が低い→荒い感じではないかと思っていたのですが、まったく逆でした。 村人の話では、うすでゆっくりソバの実をひくと、高温にならないため、本来の香りが飛ばないそうです。

2023-06-12再訪しました。

 赤岩地区は、太子駅とは白砂川の深い谷底で隔てられており、他の地区とかなり隔離された位置関係にあります。 そのためでしょうが、昔ながらの集落が残されており、国の重要建造物保存地区となっています。

 中でも中心にあるのが湯本家住宅↓。 土蔵造りの立派な家です。
2023/#湯本家   画像の拡大画像の拡大
   2023  
2023/湯本家
2023
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