私鉄と廃線の旅>関東/多磨駅

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2020-3-3東京都府中市[参照]にある、西武多摩川線、多磨駅に行って参りました。

 JR武蔵境駅から、西武鉄道多摩川線に乗り換えると、次の新小金井駅をすぎたあたりから、電車はかなり急に武蔵野台地を駆け下り、野川をすぎて、まもなく多磨駅に到着します。 なお、多摩川線は単線ながら、1時間に往復10本、6分ごとに踏切の開閉があります。 忙しいですね。

 プラットホームを降りると、構内踏切[参照]を渡り、改札に向かいます。
 構内踏切は、駅ナカに踏切があり、乗客はそれを使って、プラットホームから改札へ移動しなければ駅外へ出られません。 構内踏切は今や大変珍しいものですので、ここで詳しく紹介しましょう。
 横から見ると↓の感じです。
左側のプラットホームを降りると、信号のある踏切を渡り、右側の改札に到着です。
2020/#多磨駅の構内踏切   画像の拡大画像の拡大
   2020  
2020/多磨駅の構内踏切
2020
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 出口は駅西側にありますが、改札を出るといきなり下町の繁華街に舞い込んだような錯覚に陥ります↓。 写真の中央やや左、時計の向こうが駅出入り口です。
   多磨駅/2 画像の拡大画像の拡大  
多磨駅/2
 ただし、よく見ると繁華街にない、異質なものが紛れています。
石材店です。 写真右側に見えます。 実は、多磨駅は100年前に開園した多磨霊園のために作られました。 今でも西北方向に歩いて行くと、沢山の石材店に巡り会えます。
西南部分は、最近開発が進み、ほぼ住宅地に変身しました。

 今まで駅東側を紹介していませんでしたが、副駅名の東京外大前に示すように、2000年に大学が誘致され、学生の街になりました。 都立武蔵野の森公園、都立野川公園と、大きな公園の最寄り駅でもあります。
 実はまもなく、駅は高架化され、貴重な構内踏切[参照]は消えてしまう運命です。 現在、工事が進んでいますが、もう少しかかりそうです。 完成時は駅前ロータリーも出来て、駅は大きく変わるでしょう。

 さて、このあたりの食文化を紹介します。
野川の北側は武蔵野台地で、麦の畑作地帯です。 一方府中市は関東平野に属し、水に恵まれ水田が多い土地柄です。 その影響でしょうがここ野川の南側では、武蔵野台地の糧うどん文化は影を潜めています。
新興住宅地であることも影響しているのでしょうが、多磨駅周辺はこれといった特徴が見当たらないです。

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なおJR最長経路については、JR最長経路問題・厳密解をご覧ください。

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