旅/北海道/天塩川温泉駅
佐藤和夫
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北海道/天塩川温泉駅
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2023-7-04 北海道音威子府村にあるJR宗谷本線天塩川温泉駅へ行って参りました。
稲作の名寄市から出発し、広大な名寄盆地北端にある音威子府村までくると、見渡す限り牧場に変わります。 その中に、ぽつんと一軒温泉が天塩川温泉で、一軒駅が
天塩川温泉駅
です。 駅から温泉まで1km以上あります。 もちろん、街灯とか人家はありません。↓
天塩川温泉駅/#公道にはみ出て停車中の列車
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天塩川温泉駅/#公道にはみ出て停車中の列車
特徴の多い駅です。 ちょうど、日に4本の稚内行きの列車がやって参りました。 列車は停止しています。 写真右側から説明します。
列車車両の右半分に注目: 停車位置が道路(公道です)にかかっています。 すなわち、プラットフォーム長は車両半分もありませんし、公道が駅の代わりをしています。
プラットフォームに注目: 木製です。 北海道では他の駅でも見かけました。 冬凍結したときに、氷が溶けにくい気がするのですが、どうでしょうか。
車両先頭、乗り込もうとしている人がいますが、見えますでしょうか。 小さくて、見つかりにくいかも知れませんが、温泉めぐりの、旅慣れたいい感じの老夫婦です。 日に4便、温泉から歩いて15分ですが、お達者ですね。 なお、コロナ前2019年JR調査によれば、1日あたりの乗車人員は0.2人、コロナ中2021年は0人です。 実は、乗る人がいるのが、貴重な映像なのです(
天塩川温泉駅[引用]
)。
左の駅舎は、普通電車日4便、一両編成無人駅にしては、なかなか立派でした。 中も6畳ぐらい有り、整備もされていて、厳冬期に備えて石油ストーブの設備もありました。
駅舎左、写真に映っていませんが、車が一台だけ駐車出来るぐらいの空き地がありました。 おそらく、この駅まで送迎する車のためだと思います。
駅舎は屋根が赤、壁には高フ腹巻きという、大変個性的な建物になっています。 特に、屋根は切妻造(きりづまづくり)に入母屋造(いりもやづくり)が合体したような、ユニークな形をしています。 どなたがデザインしたのでしょうか。↓
2023/#天塩川温泉駅
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2023/#天塩川温泉駅
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話は変わって、
天塩川温泉
は1973年に開業しています。 泉質は ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩泉で、かなり塩辛いです。
宿のホームページ[参照]
を見ると、成分としては特に「メタホウ酸(HBO2)」を多量に含むことに特徴があり、いわゆる美人の湯だそうです。
一方鉄道ファンから見ると、天塩川温泉はかって、音威子府の黒いそばを食べられる、唯一無二の温泉でした。 ところが、黒いそばを製造していた畠山製麺さんが2022年8月末で廃業したため、天塩川温泉でのメニューはなくなっていました。 残念です。
あと、宿では
音威子府羊羹[参照]
を押しておりました。 全部手作り、添加物なし、種類が多くてびっくりです。
└宿周りの様子は、詳しい訪問記事(
天塩川温泉の散策路 #音威子府
)をご覧ください。
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他駅もご覧ください。
なおJR最長経路については、
JR最長経路問題・厳密解
をご覧ください。
周辺のこちらもご覧ください。
周りの様子:
天塩川温泉の散策路 #音威子府
音威子府村の様子:
JR最長経路の旅>音威子府駅
ブログ:
利尻礼文サロベツ国立公園 #サロベツ
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