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佐藤和夫
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読書/医者が教える #非まじめ老後のすすめ
「自分の親を安心して預けられる施設」の実現をめざしているお医者さんによる、老後の生き方、家族の接し方のおすすめです。
歳をとったら、したくないことはやらなくていい
夫婦は近寄りすぎないほうがいい
健康を気にしない方が長生きできる。
家族もお金も、割り切りでうまくいく。
今こそ本気で「死に方」を考えよう。
感想
長年、医療の最前線で、多くの老人やその家族を見られてきたので、説得力のあるおすすめが、これでもかと数多く並びます。 ()内は僕の補足です。
老人ホームに入るような高齢者へのおすすめは、つぎのものが印象に残りました。
(食欲がなくなったら)栄養バランスより、食べたいものを食べなさい。
財産は使い切るのが子供のため
起きたいときに起き、寝たいときに寝たらいい。
老人ホーム予備群へのおすすめは、つぎのものが印象に残りました。
老人は誘われたらとりあえずYESという。 (予定を作って、無理矢理でも外出する。 どうしても体調が優れない日は)ドタキャンしても老人はOK。
(老老介護になったら)愛情だけでは介護は出来ない。 頼りになるのは、家族以外の第三者
老人に過労死なし。 働き過ぎてぽっくり=ぴんぴんころり
(奥さんを含む)家族へのおすすめは、つぎのものが印象に残りました。
こどもとの同居がきっかけで衰えが加速することもある。
非まじめ介護の勧め
世の妻へ。 夫を「執事」として雇いましょう。
どのタイミングで、そのおすすめを実行したらよいか、がちょっと分かりにくいのが気になりました。
たとえば、「栄養バランスより、食べたいものを食べなさい。」ですが、若くて食欲のあるときにそれを実行すると、人によっては生活習慣病を引き起こすことになります。 糖尿病、高血圧などです。 あくまでも、老人になって食欲がなくなったときに、食が細るよりは食べられるものを食べた方がましだ、ということだと思います。
インパクトのある言葉が並びますが、これだけでは真意が伝わらないので、老人およびその家族の方々は、直接本をお読みください。 役に立つ言葉があるはずです。 なくても、力が抜け気が楽になります。
タグ:
#佐藤和夫ようこそ #本 #読書 #読書感想文 #書評 #読書感想 #老人 #非まじめ老後 #非まじめ #老後 #家族の対応
基本情報
書名: #医者が教える #非まじめ老後のすすめ
著者: #大塚宣夫さん
ISBN: #978-4-569-84218-9
出版日: 2019-1-11
出版社: #PHPエディターズ・グループ
読書日: 2024-1-12
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