旅/東北/深浦駅

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東北/深浦駅

2023-7-14 青森県西津軽郡深浦町 五能線深浦駅へ行って参りました。

 青森県日本海側を南北に走るJR五能線は、まるで山の中腹をずっと走っているようです。
↓のポスター「夕陽のまち深浦町」が、その状況をよく説明しています。 沿線を通じ平野がありません。
深浦駅/#深浦駅ポスター   画像拡大画像拡大
   深浦駅  
深浦駅/#深浦駅ポスター
深浦駅

 深浦駅も、駅裏(山側)は切り開かれてやっと家が建ち、改札口(海側)もわずかな駅前広場、国道、海と続きます。

平野がない代わりに、広大な日本海が開けています。
駅前の景色は、こんな感じです。↓
2023/#大岩@深浦駅前   画像拡大画像拡大
   2023  
2023/#大岩@深浦駅前  画像拡大画像拡大
2023  
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 駅の南側は、天然の良港である深浦湾が広がります。
その昔江戸時代のころ、波の穏やかな日本海が安心して航行できるほどに、航海術が発達しました。 それまで道路による物流が主でしたが、日本は険しい山々が多くて、苦労していました。 江戸時代、日本海が物流をつかさどるスーパーハイウエーだったのです。
 深浦は、北海道と能代秋田の間にある港として、江戸時代、大いに栄えました。 北海道にもっとも近い本州の港なので、強風時の風よけ港として重宝されたと思います。

 駅北にある行会崎から深浦湾を眺めると、深く湾曲しており、天然の良港であることがよく分かります。↓
2023/#行会崎から深浦湾   画像拡大画像拡大
   2023  
2023/#行会崎から深浦湾
2023
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行合崎は、深浦駅から約3kmの名所であり、お勧めです。

 さて駅南は深浦湾ですが、さらに南に10kmほど進むと十二湖です。 有名な青池があります。 ここは是非見たいものです。

 深浦港のおかげで、各地の名産が深浦に集まり、豊かな食文化が生まれました。 深浦町の食文化の紹介は、JR最長経路の旅>十二湖駅をご覧ください。
食文化の追記です。
ふかうら雪人参[参照]: 真冬に雪の下からニンジンを掘り出すと、とても甘いことから、深浦町食産業振興公社[参照]が、ドレッシング、ジャム、ポタージュ、パスタソースなどに加工して売り出しています。 ジャムを食べてみましたが、ちょっとだけニンジンの香りが最初しますが、とても甘くて食べやすいです。

 繁栄の時は過ぎ、現在の深浦町は静かな漁師町として生きています。 豊かな観光資源を生かして、観光の町として生きていけないか、模索が続いています。

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なおJR最長経路については、JR最長経路問題・厳密解をご覧ください。

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