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 相沢佳子さんは、英語界では、知の巨人として知られています。
(たとえば「C.K.オグデン 「ことばの魔術」からの出口を求めて」参照)
今回は、相沢さんの別の顔の紹介です。

 なんと、71歳から世界をまたに海外旅行を始め、現在50カ国を越えています。 さらに65歳から山登りを始め、僕の記憶間違いで無ければ、百名山も相当数登られたとか。
現在87歳の彼女は、お目にかかった印象では、山女でもなく、そう鍛えている訳でも無く、どこにでもいらっしゃるお年寄りです。 どこにそんな力があるのやら。

 パタゴニア、アンドラ公国・・・など聞いたことも無い国も含めて、沢山の旅、ハイキング、土地の人との対話が紹介されています。

感想

  1. いやー、70歳台としては勇気づけられますね。 若い世代も、各国の様子が3から4ページとコンパクトで、しかもよく分かり、これからどこかへ行こうと言うときに役に立つと思います。
  2. 各国の現在の様子(いわゆる観光案内)のみならず、過去の歴史的な背景に触れており、多面的な理解を可能にしているのが、この本を魅力的にしています。
  3. さらに、得意の英語を駆使して、土地の方々と対話していて、その国への理解を深めています。
  4. 杖をつかれる前はハイキング、杖をついた後も活発に歩き回られていて、いわば歩く旅行記となっています。
 こんな方々に是非一読をお勧めします。
  1. 知らない国に今から出かける、特に歩き回りたい方
  2. これからどこへ行こうかと、次に行くところを捜されておられる方
  3. また、もうとても行けないと思われているかたにも、いかにもその国に行った気分にさせてくれます。
  4. 70歳以上の方々は、読むと元気を頂けます。
この本と別に「食事という切り口」で、各国の文化を紹介する本もあります。 併せて読まれると、よりその国への理解が深まる気がします。

 最後に、今度は90歳までに、国内登山記の執筆 期待しています。

基本情報

 書名: 70歳からの 海外旅行訪問記
 著者: 相沢佳子さん
 ISBN:  978-4-344-93485-6
 出版日: 2021-06-29
 出版社: 幻冬舎
 読書日: 2021-07-04

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